最終話「大人になった少年少女達」


ロドリゲス・ロップスがこの町からいなくなって
数か月・・・・・




ドン家は、いつも通りの生活を送っていた。



カセリンも、



ギルバートも、本当の家族のように暮らしていた・・・。







そんなドン家に、ある日UFOが舞い降りた。


「なんだなんだ!?」


そこには宇宙人が乗っていた。





「えっ・・・・・!!」



パッチはUFOから降り注ぐ光に吸い込まれ、



「うわーーーーーっ!!」



何処かへ消えて行った・・・・。







数時間後・・・・、
パッチを誘拐したUFOがドン家に戻ってきた・・・・。






パッチはUFOの中で色々と調べられたが、
UFOの中で何をされたかは憶えていないようだ。




「あれ、俺何してたんだろう・・・・」






翌朝、パッチに異変が起こった。



「うおっ、なんだ!?
いきなり俺の股間が光だしたぞ!!」


「そこ、腹だろ?」





「まさか、仲間からの信号をキャッチしたのか!?」


「だから光ってるのは腹だろ・・・。てか、仲間ってダレだよ。」




そして日に日に、体が太ってるように見えるパッチ。




食べ過ぎてたワケではないが、
とりあえず、運動しようという事になって
スポーツジムへ行ったが・・・・、




歩き方が、まるで妊婦のようだ。



そして、ある日パッチの身体に異変が起こった。





エイリアンの子供が産まれた・・・・・。
パッチの腹から・・・・・

「だ、誰の子!?俺、女だっけ??」




パッチはこの事を知り合いに話し、


パッチはティムとエイリアンの子供を連れ、
リバービューから引っ越す事になった。









未来都市ルナー・レイクス




この街で、知り合いの研究の手伝いをしながらエイリアンの子供を育てるパッチ達。





ザクザクザク・・・・





そんなパッチの所に、
チルダはちょくちょく会いに来ていた。







「マチルダ、また来たのかよ」

「なによ、いいじゃん!
リリーちゃんに会いに来たんだもん」


リリーはエイリアンの子供の名前です。



「エイリアンって言ってもまだ幼児なんだよ?
女の子だし、おっさん達だけで世話できると思ってんの?」

「なんとかやってるよ、ティムも面倒見てくれてるしさ〜」



「それでも、リリーちゃんにはお母さん役が必要だもん。」

「だからって、なんでお前が・・・・・」

「ほら、おっさんどいて!」


(もうっ!セクシィーな服着て来ても
全然気づいてくれないんだから〜〜!!)





「さぁ、おいでリリーちゃん。
お母さんだよ〜!なんちゃって」

「ママー?」

「うん、そうだよ〜」



「ま、ラッキーっちゃあラッキーだな。
アイツの世話はマチルダに任せて〜」

「ちっと、俺らはチェスでもやるか?」


「オ父様・・・・」




「ねぇ、リリーちゃん。私がお母さんでもいいよね?」

「ZZZzz〜」


「え、私がお母さんだと嬉しい?いや〜ん、カワイッ♪」


「・・・・ホットキマショウ。」










一方、リバービューに残されたカセリンとギルバートは大人になり、
フィニーを連れ、サンセットバレーへ移り住んだ。







↑大人になったカセリン



「フィニー、行くぞ〜〜!」

「バウ!」


↑大人になったギルバート



「・・・・あたしにも構ってほしいな〜。」





ギルバートとカセリンとフィニーの家



「フィニーはかわいいな〜」

「ワフッ(兄ちゃんもカワイイでぇ、デヘヘ)」


相変わらず、フィニーラブなギルバート。



「・・・・・・」

「ギルバート、話があるんだけど・・・・」


「ん、なんだよ?」


「コッチ座ってよ」






「・・・・なんだよ、話って」


「うん、あのね・・・・」





「えっとね・・・・・」



「・・・・・」

「んっと・・・んっと・・・・」


「?」


「・・・・・・・」

「・・・(なんだろ)」


「・・・・よし!」






ギルバート、あたしと結婚しよ!!

「ん・・・・・、えっ!?」






「ちょ、ちょっと待て!!そうゆうのは男の俺から・・・・」
「ダメ!!」

「なんでだよ!」
「ギルバートからプロポーズしたら断わる」


「ちょ、おい・・・」




「あたしから言わないとダメなの!!」

「だって、あたしから言わないとドンの性にならないじゃん。
パパだって、ギルバートにはドンの性になってもらいたいと思ってると思うし。」



「あたしがロップスの性になってもいいけど・・・・」

「それはダメだ。
お前がアイツの性を名乗るなんて吐き気がする・・・・」


「ほら・・・、だからあたしから言うの!」






「・・・・・わかった。


じゃあ、俺からも言うよ・・・・・。」

「えっとな・・・・・・」



「・・・・・・・・」

「・・・・・(ドキドキ)」




「・・・・け・・・・」

「け?(ドキドキ)」


「け・・・・、け〜〜〜・・・・・」



「う、うむ・・・・そのな・・・・・け・・・・・」

「・・・・・・・・・」






パン!




「はい、ギルバートのプロポーズタイムは終了しました!」

「いや、ちょ・・・・ちょっと待てって・・・・」


「ダーーメ!」




「もうあたしが先に言ったもん!
さ、返事を・・・・♪」

「・・・・・・・」


「あ、あれ・・・・?ギルバート、怒っちゃった?」

「・・・・いや、わかったよ。ドンの性になるよ。
俺もう、あのおっさんの息子だからな」


「うん!じゃあギルバートはあたしの嫁ね♪」



「さぁ、夫の胸に来なさい!」

「ちょ、ちょっと待て・・・
俺が嫁なのかよ・・・・」


「うん!」



「バフッ(にーちゃん良かったのぉ)」


「よくない。」





「・・・ったく、もうガキじゃないんだ。俺からさせろよな!」グイッ

「えっ?」


ギルバートはカセリンの手をどけて組み直した。



「な・・・、なんか恥ずかしいよ〜ギルバートぉ〜(ドキドキ)」

「俺は逆の方が恥ずかしかった・・・・
(必然的に受けになってた自分が・・・)」



「・・・・(あぁ、やっと抱けた)」

「フフ♪」





終わり。





こっぱずかしさにより、けーくんは死亡しました・・・・(オイ)



いや〜時間かかりましたが、やっとこの物語も終了致しました。
ここまでお付き合い下さった皆様、どうもありがとうございました!!


ん〜次はね、(ってもう次かよ!!)
普通にシムズの日記みたいなのしたいよね。物語とかじゃなくて・・・・。