第一話「姉はエイリアン」




俺の名はドン・オーリ。
職業はポット組立工


ドン・パッチとマチルダの息子だ。



俺には兄のレオと姉のリリーがいる。


俺の姉はひきこもりで、ネットだけが友達
暗そうに見えるが、俺にはそこらの女子より優しくて女の子らしい姉だと
思っている。





そんな姉が、俺は好きだ。






あんなんでも・・・・・




オーリの姉、ドン・リリー(エイリアン)




オーリ「ちょ〜怖ぇ〜〜、
    存在自体がホラーだよ、ホラー」




オーリ「あんな顔でよく化粧とかできるよな、少しでも
    綺麗に見られたいとか思っているのか・・・・?
    何やってもあの顔からは逃れられないと思うけどね」(ひどい)








オーリは子供の頃から姉がエイリアンなせいか、
いつも精神が不安定で、よく病院通いをしていた。




エイリアンのリリーはというと、幼少期の頃からいじめられ、
家にひきこもるようになってしまい、ネットならば顔が見えないからとネットばかりしていた。




そんなエイリアンな姉をずっと見てきた弟オーリ。、
いつしかフツーに外へ出て笑って過ごしてほしいとささやかながら願っていた。








オーリ「(やっぱ全然違うよなぁ〜・・・・
    人間との色が・・・・)」

「アンタ何見てんのよっ!」
オーリ「別に」


オーリ「なぁなぁ、この後二人で抜け出さない?」
「え、いいわよ?」

オーリ「・・・・やっぱやめとく」
「はぁ?何アンタ」


オーリ「なんか、あんまりイイと思えないんだよなぁ〜・・・・
    やっぱ家に異質な存在がいるせいかな・・・・?」
「アンタ、何言ってんの?」




オーリ「(姉さんの方がカワイイと思うんだよなぁ〜・・・・)」







リリー「♪♪」

オーリ「(・・・・・いや、やっぱホラーだわ」



レオ「で?結局パーティーで誰もお持ち帰りできなかったと・・・」

オーリ「うん・・・、俺って病気かな?」
レオ「お前は昔からおかしかったからな、いいんじゃないの?」


オーリ「それってどうゆう意味だよ、兄貴〜!
    って、ちょっと待てよ(待って、二人っきりにさせないで)」

レオ「いい加減慣れろよ(姉さんと二人になると挙動不審になんだよなぁ、コイツ)」



オーリ「なぁ、兄貴も今度パーティーに行こうよ」

レオ「俺はいいよ、興味ないし」
オーリ「っち、パーティーで彼女ゲットしたくせに」


オーリ「あ〜あ、どーすっかな〜」ウロウロ

オーリ「(まさか姉さんを誘うわけにはいかないしな〜
    ・・・やばい、連れて行ったら悲鳴しか浮かばない・・・・)」









結局、リリーが食べ終わるまで部屋をウロウロしていた



リリー「?オーリ、まだ寝ないの?」

オーリ「・・・・あ、あぁ、姉さんは寝ないの?」


リリー「もう、オーリったら知ってるでしょ?
    私は眠らなくて平気なの。脳力を回復すればいいだけだから・・・」






エイリアンはこんな感じで脳力を回復する




オーリ「・・・・うん、そうなんだけどさ、
    ベットに横になるだけでもいいと思うんだ(俺の隣で・・・)」

リリー「オーリ、まだ寝ないならさ、一緒に星を見ない?」


オーリ「え、あぁ・・・うん。いいけど」





リリー「うふふ、ねぇオーリ、彼女できた?」
オーリ「えっ!?な、なんで!?」

リリー「うん、さっきパーティー行ったって話してたから・・・」
オーリ「・・・・いや、いない」


リリー「そっかぁ〜、・・・・大丈夫、オーリならすぐできるよ」




オーリ「・・・・うん。


   (いらない、姉さん以外は)」




オーリは心の中でちょっと泣いた







オーリ「よいしょっと・・・」

リリー「もう、オーリおじさんみたいね。」
オーリ「それ言ったら姉さんはおばさんだね」


リリー「ふふっ」



リリー「ねぇ、見て?あの星、すっごく輝いてる。」
オーリ「・・・・あぁ、うん。そうだね」

リリー「あの星の中に私の星もあるのかな?」
オーリ「・・・・私の星って?」


リリー「私の生まれた星?故郷の星かな?」
オーリ「いやいや、姉さんが生まれたのってリバービューっていう町って
    父さんから聞いたけど・・・」


リリー「・・・・そ・・うだったね・・・・」




リリーは自分がこの星の生き物じゃない事を知っている。
父から生まれた事は知っているが、それもおかしい。
人間の男からは子供が生まれる事はない。


すべてが異質で、どこにも居場所がない。誰にも受け入れられない。



だからか・・・、どこかに自分と同じ人種がいるのではないかと思い、
いつも夜空を見つめていた・・・・。


そんな姉に薄々気づいていたオーリは、


オーリ「(・・・・・はっ、ヤバイ・・・えーとえーと)」



オーリ「あっ!姉さん、
    あの緑色の星が姉さんの星かもしんないね」

リリー「あ、そうだね。でもそれって体の色で言ってない?」
オーリ「そ、そんな事ないって・・・
    緑色って俺好きだし」


リリー「ふふ、オーリありがとね」
オーリ「・・・・・・・・うん


    (うまくいったか?)」





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地味に更新しました、けーくんです。



前回の更新から一年は経ってますね・・・。


最近はずっとスマフォのゲームにハマってたんですが、
ふとやりたくなるのがシムズなんですよね〜


そして、動悸が激しくなり発作的にやりたくなるのがスパロボ・・・・


まぁ、それはさておき、エイリアンと禁断の兄弟との愛?的なモノを
書こうかなと思って始まりましたが、
コレ、次あるのか?(おい)


まだシムズ4は買ってないんですが、皆様のを見てると
やっぱ欲しくなりますね。



しかし、明日には三国無双7エンパイヤーズがやっと発売、
この日のために仕事を休みにした俺・・・・


更新はいつになるかわかりませんが、またボチボチ始めたいと思います。
よければ、お暇な時にでも見てやってくださいませ。


それでは〜〜〜