6 シルバ浮気編




それはとある昼下がりの出来事であった




セレナ「ダメよ、こんな所で・・・」


シルバ「大丈夫大丈夫、誰もいないから」

セレナ「え〜、でもぉ・・・」





セレナ「ここってアナタの家じゃないんでしょ?」

シルバ「まぁね、だから大丈夫だよ」




セレナ「大丈夫じゃないと思うんだけど・・・
    本当にするの?
    アタシ、ヤダな・・・
    もっと落ち着ける場所がいいなぁ〜」

シルバ「そう?じゃあソファでしよっか」



セレナ「・・・・・そうゆうことじゃないんだけど」




セレナ「もぅしょうがないなぁ・・・
    フフフ、でも今日はおあずけね」

シルバ「え・・・君もなの?」



セレナ「だってアナタ捕まっちゃったんでしょ?」
シルバ「え・・・ヤダなぁ
    だからあれはデマだって」

セレナ「ウフフ、嘘ついてもダメよ♪
    アタシわかるんだから」



セレナ「付き合ってる人、いるんでしょ?」
シルバ「・・・え、あ、そっち?」

セレナ「ねぇ、その人アタシよりキレイ?」
シルバ「そーね、キレイだね、うん。」
セレナ「ま、ハッキリと言うのね〜」




セレナ「じゃあ、アタシと会ってるって事は
    その彼女さん会ってくれないの?」
シルバ「そーなんだよ、家に行っても留守ばっかりでさ〜
    ちょー寂しかったんだよね〜」

セレナ「フフフ、警察に捕まったくらいで
    会ってくれないようじゃダメね〜」
シルバ「そ・・・・・ぁ、やっぱ知ってたんだ」



セレナ「フフフ、町中の噂だもの
    セレブはどこにいてもパパラッチがついてくるんだから
    気をつけないとね〜」

シルバ「そうだね・・・・気をつけるよ」
セレナ「ウフフ、気をつけてね♪」







パッチ「・・・・・お前、
    俺がシャワー浴びてる間に何やってんだよ」

セレナ「フフフ、家の主が出てきちゃったわよ♪」
シルバ「あームシムシ」
パッチ「くらぁ!」
















翌日



パッチ「ん?
    シルバ・フェニックスの浮気が発覚・・・・・」



シルバ「ジェミー、僕が浮気なんてするわけないじゃないか!
    君という恋人がいるのに〜!」

シルバ「ゴシップ記事の言うことなんか
    信じちゃダメだぁ〜!」




シルバ「あ、切れた」

パッチ「・・・・アホだな」



浮気発覚で一向にジェミーと会うこと叶わず・・・