9 新居編


シルバが問題ばかり起こすので
シルバに対する二人のゲージが赤いまま
引っ越しする事になった




そして、また一足先にベンツで新居に着いたシルバ



シルバ「へぇ、ここが僕らの新しい家か〜!」

シルバ「二人ともまだかな〜?」





パッチ「アイツ、また一人で・・・
    三人で一つじゃなかったのかよ・・・」

ジャンク「何ソレ」





パッチ「おーい、どうだ?新しい家は?」」

シルバ「いいんじゃない?」
ジャンク「ごちゃごちゃしてて俺はあんま好きじゃないな」
シルバ「う〜ん、確かに前よりは狭い感じ・・・」




パッチ「確かにそうだな・・・・」

シルバ「でも、僕は前の家よりいいよ♪うん」
パッチ「前のアパートは一人用だからな」





文句を言いながらも、この新しい家で
三人一緒に暮らすのであった





シルバ「あ〜気持ちいい〜
    眺めもそれなりにいいし
    風呂もあって新しい家サイコー♪」

ジャンク「あ〜極楽極楽♪」



パッチ「お、こりゃいいわ♪
    今度の家じゃ追い出されないようにしないとな」

シルバ「この家は防音だから大丈夫だよ!」
パッチ「え、お前そんなコトまで調べて選んだのかよ」
シルバ「当たり前じゃないか〜」


パッチ「た、助かる・・・」




自分で選んでいたら、また追い出されていたかも
っと思うドン・パッチであった


ジャンク「〜〜〜〜〜♪」







今回は表の仕事、
バーテンダーとして舞踏会に出席する事になったジャンク




そして、誰の知り合いでもないのに
家へと押しかけてきたバンパイア

パッチ「おい・・・、思わず開けちまったけど誰の知り合いだよ」
シルバ「僕、この人知らない・・・ジャンクの知り合いかな?」
パッチ「それはねぇ・・・・・・いや、まてよ
    アイツ、何してっかよくわかんねぇトコあるから
    もしかして・・・・」






そして、舞踏会から帰ってきたジャンクは
家にバンパイアが上がり込んでいるのに気づくと




ジャンク「おい!貴様、バンパイアがここに何の様だ!?」
     誰の知り合いだよ、勝手に上がり込みやがってぇ!!」

「んま、なんなの?ご近所さんが引っ越してきた
って言うからわざわざ挨拶に来てあげたのに!」



ジャンク「んな事言って、
     ホントは血を狙いに来たんだろーが!
     貴様らバンパイアはそーやって油断させておいて
     平気で人間を欺く奴らだからな!」

「んま!んまぁ〜!なんざんしょ、この人間はっ!!」



ジャンク「いいから、さっさと出てけ!
     さもないと、即刻退治してやるぞ!!」

「んまぁ〜!何よ何よ!せっかく挨拶に来てあげたのにッ!
普通はそっちから来るのが筋でしょうに、
これだから人間は好かんのですよ!
いいでしょう、あなた達全員
私達バンパイアの餌食にしてあげましょう!」



ジャンク「やれるもんならやってみろっ!
     このクサレバンパイアが!」

「キャアァ!なんなのアナタ!
私達に手をかけるなんて正気じゃありませんわ!!」


ジャンク「やかましい!
     貴様らはこの俺が奈落の底へと
     叩き落してやる!ありがたいと思え!!」

「そんなのありがたくもありませんわよ!
ギャアァッ!おは、お放し!」


パッチ(・・・・・なんか・・・怖い)






ジャンク「おらぁ!今日の所はこれぐらいで勘弁してやる
     さっさと去れ!この悪魔がッ!!」

「イターイッ!もうなんなのよ・・・
こんなトコ、二度と来るもんか!」




パッチ「・・・・ジャンク・・・
    お前、怖いよ・・・」




バンパイアを見て豹変したジャンクを前に
パッチは戸惑いを感じていたのだった