1限目 新生活


ここは大学のある街、ユニバーシティ



僕はこの街の大学に通うため、田舎から引っ越してきた。





前の家からは遠いため、学生寮(男子寮)に入る事になり、



僕は同じ歳の人達と一緒に暮らすのは初めてで、楽しみだった。






「ここが今日から僕が暮らす寮か・・・」





「どんな人達がいるんだろ・・・、
いい人達だったらいいなぁ・・・」


トッド・トラスター
美術学科




「あの・・・、すみませ〜〜〜ん・・・」

「あ?」





「誰だ、お前」

「あ・・・あの、僕・・・
トッド・トラスターって言います。」





「・・・とっとこハム太郎?」


キャオ・ビス
ジャンクとデル様の息子
体育学科






「・・・違いますよ。
今日からこの寮に入る事になった、トッドって言います・・・」

「あぁ、新入りか!聞いてる聞いてる」



「・・・あー・・・、俺寮長のキャオ・ビスってんだけど、
今から講義あんだよ・・・」

「今誰いたっけな・・・、あ、そうだ」





「おーーーい、ヌケ〜〜〜〜!!」

「ちょっと来い、ヌケ〜〜〜〜!!」






「その名で呼ばないでくれないかな・・・・」






「なんですか、キャオさん。」

「コイツ、今日からこの寮で暮らすトッドって奴。
お前部屋に案内してやってくれよ。
俺今から講義でさ〜」


「あ〜いいですよ」





「頼むわ。
そんじゃ、いってくらぁ〜〜」

「あ、あの、ありがとうございます。キャオさん・・・」


「おー」



「トッド・・・くんですか、
僕は米沢って言います。」

「二階に空いてる部屋があるから、そこ使うといいですよ。」


「それじゃ、案内しますね」


米沢ヌケ作
米沢田吾作と京子の息子
下の名前を呼ばれるのは嫌いらしい
科学学科




「君の部屋はここです。
隣は僕の部屋ですから、何かあればいつでもどうぞ」

「あ、はい、ありがとうございます。」




カチャ・・・




「あ、そうそう。
勝手に人の部屋に入ったりしないでくださいね。
あと、夜はちゃんと鍵をかけてください。何かあると困りますから・・・」

「あ、はい、わかりました・・・」


「それでは」




「ふぅ・・・、疲れたな・・・。」

「ちょっと休もう・・・」















ゴソ・・・

「ふあぁぁ〜」



「あれ、今何時だろ・・・」

「ちょっとお腹すいちゃったな・・・」




「・・・誰かいるかな・・・?」





「よう、トッド。
起きたのか?」

「あ・・・、キャオさん・・・」



「さっき部屋行ったら寝てたからさ〜
引っ越しって案外疲れるんだよな〜〜、
あ、メシできてっから〜〜」

「あ、は、はい。いただきます!」







ガチャ


「うわぁぁぁぁあああぁぁ〜〜〜」

「!!!!」






「うわぁぁぁ〜〜ひえぇぇえぇ〜〜」バタバタ

「うおっ!!」


「!??」





「あ、ああの・・・今のは・・・・」

「今のはただの変質者だ・・・・」


「あーゆうのがいるから、部屋に鍵かけとけとかなきゃ
危ないんだよ。」


「そ、そうだったんですね・・・」





「俺もう寝るけど、お前も早く部屋に戻った方がいいぞ。
お前、さっきの変態に喰われるかもしんねぇし、
気をつけろ・・・。」

「えっ!!?」



「メシなら冷蔵庫に入ってっから、食うなら温めて食えよ。
そんじゃ、おやすみ〜〜〜」

「は、はい、おやすみなさい・・・・。」







カチャ・・・




「ご飯食べないで戻ってきちゃった・・・・」

「だって、なんか怖いんだもん・・・」




「もういいや、明日食べよう・・・・。
寝てれば空腹も通り過ぎてくれるさ・・・」




寮に引っ越した初日、いきなりビビるトッドであった・・・。















「・・・うぅ〜〜〜ん・・・・・お腹空いた・・・・」




むく・・・





「今日から学校か〜〜。」





「早くここの生活に慣れるように頑張ろうっと♪」

「そのためにはご飯食べて精力つけなくちゃね〜〜」




「あ、おはようございます。キャオさん」

「うっす」




「おはようございます、米沢さん」

「おはようございます」




「あぁ、やっとご飯が食べれる・・・」

「パンケーキかぁ〜、おいしそう♪」





「あの、コレ、キャオさんが作ったんですか?」

「あぁ、そうだよ。
一応料理とか交代制なんだけど、ここにいるやつら
誰もやらねーんだよな・・・」


「・・・・そ、そうなんだ・・・」





「お前、作れるならたまに代わってくれると嬉しい・・・」

「は、はい、頑張ります・・・。」




「あ♪おいしー」





「あ、トッドくん。今日から授業出るんだよね?」
「あ、はい。」

「僕達の他に、あと二人ここで暮らしてる人がいるんだけど、
たぶん君と同じ学科だから、わからなかったら
その人たちに聞くといいよ」




「あ、そうなんですか・・・。
どんな人達なんだろ〜」

「・・・・昨日の変態だよ・・・。」
「えっ!!?」





「・・・・あれ、女の子がいる・・・」






「噂をすれば、来たよトッドくん」

「えっ・・・!」



「ねぇねぇねぇ、誰の彼女!?
誰が連れ込んだの!?朝からいやらしいね〜!!」

「ゴホゴホッ」


「アホだ・・・」





ガタ・・・


「あ、あの・・・、僕昨日からこの寮にきました
トッド・トラスターです。よろしく・・・」

「僕・・・?え・・・、なんだ男・・・・」


「は、はい・・・」


「あの、同じ美術学科だとか・・・・
色々と教えてくださいね」

「あ〜、うん。俺、フォルカ・フェニックス
よろしく!」



「な〜〜んだ、男か〜〜〜」


フォルカ・フェニックス
シルバとジェミーの息子
美術学科



「まぁいっか・・・、
コイツならイケそうだし・・・」

「(・・・・な、なんだろ・・・
イケるって、何・・・?まさか・・・)」





「・・・あのさ、今夜俺の部屋に来ない?」

「ええぇぇぇ!??え、遠慮しますぅぅ!!」




「えぇ?なんだよ〜〜〜
今色々と教えてくれって言ったじゃ〜〜〜ん」

「え、えっと・・・その・・・」



「おい、変態。あんま新入りで遊ぶなよ」

「いや、本気と書いてマジだし」




「・・・・・トッド、そいつには近づくな」
「はい・・・・」










「あともう一人、この寮で暮らしてる奴いんだけど、
フォルカよりは真面目な奴だから」




「おーーい、バッシュ〜〜〜!
起きてるか〜〜?」


???「やかましぃぃぃ〜〜〜〜!!!!」




「起きてた・・・・」





「俺は今忙しーーーーんだ、帰れ!」





「帰れって言われてもな・・・・。」

「昨日からこの寮に入った新入り紹介したいんだけどよ〜
お前と同じ学科だから、とりあえず部屋入ってもいいか?」




「・・・新入り?・・・ッチ、入んなよ」





ガチャ




「失礼しま〜す・・・」
「おーい、バッシュ〜〜」

「ちょっと待って、今終わるから・・・」





「ヤベ、もうすぐ講義の時間じゃん、・・・・・ん?」


バッシュ・コープ
キースの息子
美術学科




「コイツ、とっとこ・・・・じゃねぇ」
「あの、トッド・トラスターです・・・、よろしく」

「あぁ、よろしくトッド。
俺はバッシュ・コープ。バッシュでいいよ」


「はい」





「なぁ、お前モデルやんない?」
「えっ!?モ、モデルですか??」

「あぁ!脱いでくれるだけでいいんだ」


「ぬ・・・・・、ちょっとキャオさ〜んっ」




「あぁ、気にすんな。
ソイツ、誰にでも言ってっから」
「えっ・・・、そうなんですか・・・?」

「誰でもじゃないよ。
いい体してそうな奴にだけだよ」



「君、意外にいい体してそうなんだよな〜」
「え、遠慮します・・・」

「上だけでも脱いで・・・」
「勘弁してください!」




「・・・そんじゃ、後は仲良くやってくれ」







寮生活をやりたかったのと、過去の主役達の子供世代をやりたかったので
先の見えないものですが作ってしまいました。


カセリンの日常も撮ってはいるんですが、中々思うように作れなくて
ちょっと放置状態になってます。すいません・・・・




あと、PCの不具合により動作が非常に遅くてファイルも開くのに時間かかるし
シムズもメニュー画面で停止したまま動かないという現象に見舞われてて、
色々試してはいるんですが、どんどんひどくなる始末。


次のUPとかいつになるかわかりません、
解決したら、また進めたいと思います。
来て下さる方々、申し訳ない(>_<)