キース様の日常


ララララランラ〜ランララ〜ラン♪

ララララランララ〜ラ〜ラン♪


ランララ〜〜〜ランラン♪

ヘルマン「・・・・ん?」



ヘルマン「な、何者!?」

ランララ〜・・・・
ヘルマン「貴様、そんな所で何をしている!」




???「あ〜い〜さ〜れ〜た〜い〜〜〜♪」

ヘルマン「だ、誰です!?
     まさかと思いますが、アナタは・・・・」


キース「僕だよ、僕♪」
ヘルマン「キ、キーストーカー様・・・・
     なんですか、その身なりはッ!!」

キース「イメチェンだよ、イメチェン♪」
ヘルマン「い、イメチェ・・・・」


ヘルマン「か、髪まで切ってしまわれたんですか・・・
     なんてことを・・・・・」

キース「ヘルマンはわかってないなぁ〜
    長い髪は洗うの大変なんだよ?
    重いし、夏は暑いんだよね〜」


ヘルマン「し、しかし、それでは上に立つ者の
     威厳というものが・・・・」

キース「一か月に一回の集会なんてカツラ被ればいいじゃん」
ヘルマン「か、カツラ・・・・
     せ、せめて服装はもうちょっとピシッとした・・・・」


キース「窮屈なのはスキじゃないんだな、コレが」

キース「お、もう乾いてる〜」
ヘルマン「あ、そんな洗濯まで・・・
     私の仕事が・・・・・」




ヘルマン「キーストーカー様、
     せめて私に一言くらいあったって
     いいじゃありませんか!」

キース「今や、すきバサミで
    自分で適当に髪を切っても失敗しない時代ですよ」
ヘルマン「あ、自分で切ったんですか・・・
     じゃなくて〜、せめて靴くらい・・・・」


キース「ヤダ〜い!
    僕は直に土を踏むのがスキなんだ〜い!」ダッ

ヘルマン「あ、おみ足が・・・・」


ヘルマン「キーストーカー様、足拭いて下さい!
     部屋が汚れてしまいます!!」

キース「何を言ってる!そっちこそ靴を脱げ!!」


ドタドタ・・・・



ヘルマン「キーストーカー様、アナタはうつけですかっ!」

キース「う、うつけだとぉ〜
    無礼な!!」


ヘルマン「無礼でも今度ばかりは言わせていただきます!
     アナタは尾張のうつけと呼ばれる織田信長
     ですか!?」

ヘルマン「みっともない格好の上に、裸足で駆けずり回るとは
     アナタはさしずめブリッジポートのうつけ・・・
     いや、サタンクロスのうつけですよ!!」
キース「ムキ〜!ヘルマン貴様ぁ〜〜!!」


キース「ヘルマン、貴様・・・・
    僕を侮辱するとはいい度胸だなぁ!」

キース「今まで我慢して言われた通りにしてきてやったのに
    なんだその言い草はっ!僕は誰だ?あァン?」


ヘルマン「さぁ誰でしょう、聞こえませんね」

キース「お、おぉ!このヤロー!!
    僕を怒らせたな!?も、家出するぞ?家出しちゃう
    ぞ〜?」



ヘルマン「やだなぁ、キーストーカー様
     そんな子供みたいな事言っちゃって・・・」

キース「僕は一人でだって生きていけるんだからなッ!
    掃除だって洗濯だってちゃんと自分で
    出来るんだからなぁ〜!!」



ヘルマン「はいはい、わかりました!
     ごめんなさい、生意気言ってスミマセンでした〜」

キース「ムッ、バカにしてるだろ」
ヘルマン「お願いだから、家出しないで下さい〜!」





ヘルマン「まぁ、せめてその格好で外へは出ないで下さいよ?
     メイドにも口止めしておかなくては・・・・」

キース「え〜!僕、これから遊びに行くのに〜」


ヘルマン「キーストーカー様、
     いい加減にしてくださいッ!!
     下の者への示しがですねぇ〜!!」

ヘルマン「外へ出られるなら、いつもの格好でお願い
     しますよ!
     そんな、金縁メガネとか困りますッ!」


キース「えぇ!ヘルマンと同じメガネなのに?」
ヘルマン「私はいいんです!」
キース「あ、差別」

ヘルマン「キーストーカー様、
     立場・・・・!お立場を・・・!!」
キース「わ、わかった!わかりました!!」











ゴシゴシ・・・・

トイレをキレイに掃除するキーストーカー・コープ





キース「はぁ・・・・・」

キース「自由になりたい・・・・・」







キース「じ、自由に・・・・!」

キース「じ・・・・・・・あ、血清バーに行こ」








コシコシ・・・

キース「今日は〜、夜のために〜
    キレイにキレイに〜♪」


キース「ヘルマンに見つからないように〜
    コソコソっと♪ソロソロっと♪」

などと歌いながら風呂場にこもるキーストーカー









キース「ゴミ出してきます・・・」





キース「な〜んて・・・・アハアハ♪」

車と同じ柄Tシャツでコッソリ出かけるキーストーカー













血清バー

キース「チャラ〜ン♪
    フッフッフ、今日は楽しむぞ〜♪」


キース「僕が誰だかバレなきゃいいんでしょ〜
    バレなきゃ・・・・」

キース「平気平気♪」






ギターに燃えるキーストーカー

キース「え〜い、チキショー!
    ニコニコしてるだけの人生なんてゴメンだぁ〜!!」


ジャカジャン♪




キース「いいなぁ、デルちゃん
    王女様だったのに、いつの間にかデル・ア家も
    地に落ちて・・・今や自由の身・・・・」

キース「僕も地に落ちたい・・・・
    地に落ちて土の上でゴロゴロ寝っころがりたいな〜」




キース「このまま家出しちゃおっかな〜・・・」

ジャカジャカ♪







ゴキュゴキュ・・・・

キース「・・・・・・・・」







ブロロロロロ〜〜・・・

キース「あ〜星がキレイだな〜っと♪」




結局帰ってきたキーストーカー様




キース「たっだいま〜っと・・・・」

キース「もう寝てるかな、ヘルマン・・・・」




ヘルマン「グゥグゥ・・・」



キース「結局、誰にもバレなかったじゃないか
    人もいなかったし・・・・」

キース「ヘルマンは心配しすぎなんだよなぁ〜」





キース「それにバレたっていいじゃないか・・・
    コレが僕なのに・・・・」


キース「あ〜ヤダヤダ、古い人間ってイヤだなぁ〜
    僕は宇宙人とだって友達になれる逸材なのに・・・・」

などとブツクサ言いながら眠りにつくキーストーカー








翌日




ガチャ


ヘルマン「キーストーカー様、もうお昼ですよ〜」

キース「・・・フガッ」



ZZZzzzz

ヘルマン「キーストーカー様〜」



ヘルマン「昨日は遅く帰ってきたみたいだしな・・・・
     このまま寝かせとこうかな・・・・」





キース「・・・ん〜〜・・・・」

ゴソ・・・



ムクリ

ヘルマン「あ、おはようございます
     キーストーカー様」


キース「・・・オハヨウ」

キース(しまった・・・寝過ごした・・・!)



キース「え、えっと、昨日は寝つけなくて・・・・ゴニョゴニョ」

ヘルマン「そうだったんですか・・・
     実は私もなんですよ。あ〜眠い・・・」








ヘルマン「またそのような格好で・・・・」

キース「スミマセンね〜」


ヘルマン「その格好で外へは行かないで下さいよ?」

キース「わかってますよ・・・・」ジュルジュル



ヘルマン「・・・・それで、カツラはあったんですか?」

キース「へ?」


キース「あ、あぁ!カツラね!」

キース「あ〜ん〜っと・・・なかったかな〜・・・・ハ、ハハ」




ヘルマン「・・・・でしょうね。
     ま、大丈夫です。アナタが切った髪の毛を集めて
     カツラ作りましたから」

キース「へっ!?集めた?ゴミ箱に捨てたのを全部
    集めたの!?」
ヘルマン「はい。」
キース「へ、へぇ〜・・・・」





ヘルマン(フフフフフ、アナタの髪の毛から足の爪先まで
     全て私の物ですからね・・・・)

グシャリ




デューク・ヘルマン、
彼はキーストーカー崇拝者(オタク)なのでした。









すみません、またもやフトやりたくなって
やりました!


キーストーカーにショックを受けた方おりましたら
ごめんなさい(^_^;)
こんな性格破綻者のような感じで申し訳ない(笑)